懐かしい日本の夏　３枚セット / 川瀬巴水 　木版画複製　A3サイズ

昭和、大正のレトロな雰囲気が漂う、癒される川瀬巴水の名作3点です。

石積む船　房州 (1920) 

千葉県に位置する鋸山はノコギリのようにギザギザした形の山です。
鋸山では、江戸時代から昭和６０年まで続いた採石産業がありました。

「房州石」と呼ばれる石は火山噴出物による凝灰岩でできているため、加工しやすく耐火性があり建築資材に適しているため、船で遠方まで運ばれて行きました。

男性によって切り出された石は、女性たちによって200キロもの台車を押して、山を行き来して運ばれました。

この絵は石を船に積むところです。重さに耐えられず途中で座礁した船も多くあり、命がえの仕事であったことがわかります。

採石の歴史を語る、最大垂直面96m の絶壁である石切り場跡は、その壮大な景観により天空の城ラピュタを連想させるため「ラピュタの壁」と呼ばれています。

京都鴨川の夕暮　(1923)　日本風景集より　

明治35年頃から昭和４０年頃まで、鴨川など京都市内の河川では友禅反物のノリを落とす友禅流しが行われていました。
美しい色とりどりの布が川に揺れる様子は今でも語り継がれ、イベントなどで見ることができます。

五月雨ふる山王 　(1919)　東京十二題より

山王は東京・赤坂にある日枝神社です。
この絵は赤門の前です。

五月雨は旧暦５月から7月までの梅雨時期の長雨のことを指します。

■サイズ　A3サイズ（ 297×420mm)　×３枚

■紙 ;マット紙　200kg（233g/ m²）
柔らかな温もりと自然な風合いを併せ持つ高級印刷用紙。ザラザラした表面の微妙な凹凸が手作り感を演出し、光を反射してプリントに表情を与えます。

■画面に表示される色は、実際の印刷と多少異なる場合がありますのでご了承ください。

＊フレームは商品に含まれていません。

日本製

@Haikara Art