和紙について1
土佐和紙
土佐和紙 和紙の伝統的な原料である楮を活かした薄い和紙です。高岡氏の先代は、洋紙のマシンにヒントを得ながら日本で初めて機械漉き和紙を作りました。年季の入ったそのマシンは今でも熟練の職人さんにより動いています。機械ながらも職人さんの一つ一つに手間をかける作業が繊細で美しい和紙を生み出すのです。この和紙は、長い繊維が絡み合うために紙にムラがあり、またこれが原因となって絵や写真を温かみのある柔らかな表現にします。
美濃和紙
美濃和紙 主にコウゾと呼ばれる植物から作られ、植物の繊維が絡み合うために薄くとも強靭で長い寿命を持ちます。この透ける波の模様は青海波と呼ばれる日本古来の模様で、漉きたての紙に水をたらして出来たものです。手漉きの紙は自然な縁を残した深い味わいが特徴です。
Mino registered as a UNESCO Intangible Cultural Property
動画は美濃和紙の紹介動画です。実際の商品とは異なります。
伊勢和紙
伊勢和紙は、伊勢神宮のお守りを全国に配るために、明治初期から伊勢で作られています。伊勢神宮は、心のふるさととして信仰を集めてきた場所です。
1899年(明治32年)創業以来、伊勢神宮のために清らかで気品ある和紙を漉き続けています。
伊勢和紙は、伊勢神宮からの厳しい要求に応え、一世紀以上にわたって開発されてきました。
現在では、インクジェット印刷技術の発達により、インクジェットで美しく印刷できる伊勢和紙の可能性は飛躍的に広がっています。
1899年(明治32年)創業以来、伊勢神宮のために清らかで気品ある和紙を漉き続けています。
伊勢和紙は、伊勢神宮からの厳しい要求に応え、一世紀以上にわたって開発されてきました。
現在では、インクジェット印刷技術の発達により、インクジェットで美しく印刷できる伊勢和紙の可能性は飛躍的に広がっています。
越前和紙
越前和紙〜手漉き 福井県越前市周辺で作られている和紙で1500年以上もの歴史があります。昭和51年に伝統的工芸品に指定されました。天平9年(西暦737年) 正倉院文書「写経勘紙解 〜しゃきょうかんしげ」には すでに越前という記述があり、越前和紙の 技術水準の高さを知ることができます。 また明治には、越前の紙職人が開発した政府の 証券用紙が認められ、ベルサイユ条約の 正文用紙として採用されています。 そして私たちの生活に身近な紙幣は、 越前和紙の技術を基礎に作られています。