ハイカラ暮らし"音楽編" 辻井伸行さんのラヴェル

ハイカラ暮らし"音楽編" 辻井伸行さんのラヴェル

ハイカラ暮らし"音楽編" 辻井伸行さんの演奏

〜目覚める音の粒〜

辻井伸行さんの演奏が素晴らしかった。

最初の曲「ラヴェルの水の戯れ 」を聴いて、

私は、伸行さんは歴代の巨匠を越えるかもしれない・・と思ったのです。

 ・・・

モーリス・ラヴェルはフランスの作曲家です。

「ボレロ」とえいば、映画『愛と哀しみのボレロ』

コマーシャルやフギュアスケートの曲などにも使われて

知っている人も多いと思います。

 

私は辻井さんのこの演奏を聴いて

私は”耳がいい”という持って生まれた天才性を

ここまでに仕上げたこと、その凄さに驚かされました。

 

辻井さんの奏る音は深く

耳を傾ける人の心へと流れ込み、

音は彼の祈りの言葉であり

粒の揃った音列には優しさが満ちて

こぼれ落ちる水のようです。

 

辻井さんは音楽の神と繋がり、そして

ピアノは彼の僕となり  光輝き微笑んでいる・・

 

流れる水のようなたくさんの音が

彼の手から魔法のように落ちてきて

一音もこぼさず心の内に守られ、完全な力のバランスで保たれ

重力から解放され自由に唄っています。

 

ラヴェルはこの曲を

「テンポ、リズムも一定なのが望ましい」と述べています。

彼の演奏はラヴェルの望みを超えている・・

私はそう思いました。

         ー キョウコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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