美輪明宏 絵画 大正ロマン ハイカラ美術館

美輪明宏さんが絵について語っています。

美輪明宏さんが絵を飾ることについて語っています。

(3分くらいまで)

”気に入った絵であれば、人間みたいに慰めてくれるんです。”〜

”なかなか自分を理解してくれる人が大所帯であってもいない、

自分の部屋に戻ると、自分の選んだ本とか絵が飾ってあって、

それは自分の友達であり、親であり、恋人である、

そういう文化があったんですね。”

 三輪さんが❤︎


絵を飾る意味について語ってくれています。嬉しい〜❤︎

 

そして、私も思いを巡らせました。 

古い時代、絵画は富や権力の象徴であり、

鑑賞したり所有することができるのは一部の人だけであって

芸術は一般人のものではありませんでした。

ところが木版画の技術の出現により

芸術は大衆化され、雑誌や新聞のような値段で

買うことができる身近なものになっていきました。

北斎の版画も同様に500円くらいでだったと言うことですね。

 

明治維新以降、西洋の影響を受けて

新たな芸術として生まれ変わった木版画。

すでに海外で成功している吉田博も

49歳より木版画を手掛け

西洋画の技法を取り入れた新しい木版画の大作を

次々と生み出しました。

 

私は吉田博について、ここが特にすごい!

と思うことがあります。

それは・・

吉田博は古邨ら日本の画家を連れて、

海外に作品を売りに遠征し成功させたのです。

同業者である個性的な?画家たちの

指揮をとり世話をする、それを考え計画したことだけでも

偉大だと思うのです。

そして自分の作品だけでなく

彼らの作品も飛ぶように売れたのでした。

いや、英語ができるのは吉田博だけだから

多分、彼が売ったのだと思います。

すごいです!!!

偉大な人の愛と能力は計り知れないです。

 

そして・・・

初めての海外の画家たちとの旅はどんなだったのでしょう・・

大変なことや面白いことがいっぱいあったのではないでしょうか。

どこにも書かれていないのですが、私はすご〜く興味があります。

しかし残念なことに今、

彼らの作品は日本にはあまり残されておらず、

大衆が楽しめるどころか、とても高価なものとなっています。

 

100年前の芸術家たちの熱い想いと才能、努力は、

今でも作品の中に生きていて

それは生命あるものを描く力であり

鮮やかで繊細に表現された自然への愛は

私たち日本人の遺伝子にもたらされた、とさえ思うのです。

 

世界が注目する日本のアニメは

日本芸術の進化の歴史とその遺伝子ゆえに可能になった

私はそう思います。

                 ー キョウコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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